最近読んだ本

先週、4日間(実働3日間)のアルバイトをしました。電車に50分くらいゆられて行くところでお仕事だったので、電車で本を読もうと思って本を何冊か買いました。でもわたしは体力がないので、朝のラッシュでは立っているのが精一杯で本を読むどころではないし、帰りの電車でも運良く座れたら疲れきって爆睡と、結局電車の中では全然読めませんでした。なのでアルバイトが終わってから家で読んでいます。ていうか、本を買って帰ってきたら母が「月曜に返すんだけど、読む?」と友達から借りた本を貸してくれたので、そっち優先で自分の買った本はまだ読めていません。しかも、読みきらないうちに返却されてしまいそうな兆し。まあいいですけど。
借りた本はこれです。

バッテリー (角川文庫)

バッテリー (角川文庫)

3巻まで借りたらしいのですが、わたしはまだ1冊めしか読み終わってません。つか、読んでいる間におおきく振りかぶってが読みたくなって、2巻を買ってきてしまったりで全然進みません。母親はすごい勢いでバッテリーにはまっていて、文庫化されていない4巻以降を買おうかと検討していました。わたしは正直そこまではまれないのですが、それはまだ2巻の半分くらいしか読んでないからなのかなぁ。ていうか、わたしははまれない気がします。なんとなく。これはカテゴリーとしては児童文学らしいです。でも青春小説と言うほうがしっくるくる感じがします。主人公は自意識過剰なピッチャー。才能はあるんだろうし、自信をもつことはいいことだと思うのだけれど、中学1年生ということを考えると、過剰と言わざるを得ないと思う。過剰な自信のために協調性の欠落した少年。その少年が、まわりの友達や祖父と関わりあっていくことでいろいろなことに気付いていく。そんな話。読んでいて、これで同人誌作ってる人いるんだろうなーとか思いました。2巻の最初のほうの、ファーストキスがどうこう言っているシーンは絶対に使われてるよ!と思いました。門地かおりさんが描くなら読みたいかも。腐女子ですいません。話が逸れましたが、自信過剰なピッチャーということで、おおきく振りかぶってが気になってしまいました。対極だなあと思って。おお振りの方は自信がまったくないピッチャーが主人公で*1、でもそっちも協調性がなくて(中学時代は)、対極なのにまわりとうまくやれないのは一緒だなぁと思ったんですけど、野球をモチーフにする以上、最初はばらばらで、だけどだんだんチームがまとまって、っていうのは常套手段なのかもしれないですね。
おおきく振りかぶって (2)

おおきく振りかぶって (2)

あと、通勤用に買った本はこれ。
死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)

死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)

あとこれも。
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

*1:つか、もしかして主人公は阿部なのでしょうか…?明確な主人公というのはいない気もするけど…。